毎年、3月は転勤や進学の為の引っ越しのシーズンですが今年は運転手不足なのか引っ越し難民が出るのではないかと言われています。
そんな中、引っ越しといえば引っ越す前にアパート探しをしなければなりませんね!
3月は、最もアパートの入れ替えのあるシーズンでもあります。
そこで、不動産会社に勤務している私が、アパート探しの注意点や後悔しないアパートの探し方をお伝えしたいと思います。
目次
アパート探しの注意点
家賃交渉がしやすい時期がある
3月は、不動産仲介業者や大家も強気になる時期ですので家賃交渉はしずらいかもしれません。
一番家賃交渉がしやすい時期は、4月以降12月までですね!
年が明けてしまうと、ピークの3月に向けて家主も強気な時期に入ってきます。
でも、物件によっては3月でも値下げも可能な物件もありますし、現在は空室率も高く借り手が有利な借り手市場です。ですので、ダメ元で家賃交渉をしてみる事をお勧めします!
下がればラッキーですよね!
いいと思った物件はすぐ予約
不動産は、早い者勝ちです。特に、3月は30分、1時間の差で逃してしまう事もありますので、いいと思った物件は早めに押さえましょう。
今の時代、ほとんどの方が事前にネットで調べてこの物件を見たいとお客様から連絡がきます。ある程度、物件が絞られている場合が多いので内見すると決まる確率が高いです。
ですので、あまりバッティグするケースは少なくなりましたが、他の不動産業者も同時に入居者募集を行なっている場合には競合してしまうことがあります。
とにかく、コレっていう物件があったら早めに押さえるようにしましょう。
クレジットカードで引き落としできる不動産屋さんを探そう!
最近は、家賃をクレジットカードで引き落すことができる不動産屋さんも出てきました。家賃をクレジットカードで引き落としできるとのメリットは大きいです。
例えば、毎月の家賃を6万円とすると、年間家賃72万円です。ポイント還元率1%ですと年間で7,200円分のポイントが付きますね!家賃を払うだけで7,200円分もの買い物ができるのはうれしいですよね〜
ですので、家賃をクレジット決済できる不動産屋さんを探す意味があります。
ただし、地方では先進的な取り組みをしている不動産屋さんだけですので、まだまだ数は少ないですが探してみる価値はあると思います。
都市ガスの物件を選ぶべし
最近では、オール電化の物件もありますが、古い物件ではガスが給湯やコンロのメインです。
ところが、都市ガスの物件とプロパンガスの物件ではかなり料金に違いがでるものです。
都市ガスは、地中に埋められたガス管から送られるのでコストをあまりかけずに運営できますが、プロパンガスはボンベにガスを充填する作業や配送などの人件費がかかる為どうしても割高になります。
又、プロパンガス料金は自由に決めることができるのでガス会社によっても異なります。
一般的にプロパンガスは都市ガスの1.2倍から2倍位割高と言われています。
地域によっては都市ガスが無いという場合もあると思いますが、アパート選定の条件に都市ガスの物件を優先して探すことは、光熱費の削減に大きなメリットがあります。
駐車場は、公道から遠くない物件を選ぶ
駐車場は、駐車のしやすい物件や公道からあまり離れていない物件を探しましょう。直接公道に面している物件であれば最高です。
都会では駐車場付きの賃貸物件は少ないでしょうが、地方では車が無いと生活ができないですね。
特に雪国などでは雪掻きをしなければ出られなくなる事もあります。そういう物件は同じ間取りでも割安な場合が多く選んでしまいがちですが注意が必要です。
駐車場付きの物件を決める場合は、その物件の駐車場所を確認し、自分で実際に駐車してみる事をお勧めします。物件によっては、間隔が狭かったり、一番奥であったりすると非常に止めずらいものです。
特に女性の場合は入念に確認した方がいいでしょう。
音の問題のリスクを減らす
賃貸物件においては隣や上下の音が気になる場合があります。特に木造のアパートは気になることがあります。
私は、小さなお子さんのある場合は上階へは入居させないようにしていますが、不動産業者によっては入居させている場合もあると思います。
ですので、上階のある部屋に入居を希望する場合は上階にどういう方が入居しているかコッソリ不動産屋さんに聞いてみましょう。小さな子供さんがいる部屋の下は避けた方がいいでしょう。
あと、間取りによっては部屋どうしがくっついている部屋を避けて、部屋どうしが階段やホールで仕切られいてるタイプの間取りの物件を探すことができれば隣の部屋の音は気になることはありません。
事前に事故物件サイトのチェックを!
「大島てる」という個人名のサイトがあるんですが、事故物件を探せるサイトなんです。
このサイトは投稿サイトで、自殺や殺人事件などが起こった物件を地図で表示してくれています。ですので、不動産業者必見のサイトです。
まずは、ご自身のお住いの地域を見てみて下さい。
やはり、マンションなんかは自殺が多いですよね。
パチンコ屋さんや商業施設等のトイレ等でも自殺があったりします。
このように、地図上で表示されますので引っ越しをする際には事故物件でないか、事前にチェックしておきましょう。
最後に
アパート探しの注意点のまとめ
- 家賃交渉がしやすい時期があるのでもし、時期をずらすことができれば4月以降に探す
- いいと思った物件はすぐ予約しましょう。3月は特に早いもの勝ちになるのでいいと思ったらすぐ予約を入れましょう。
- クレジットカードで引き落としできる不動産屋さんを探しましょう。家賃のクレジット引き落としは大きなメリットがあります。
- 都市ガスの物件を選びましょう。高熱費削減のメリットがあります。
- 駐車場は、公道から遠くない物件を選びましょう。
- 音の問題のリスクを減らす間取りの物件を選びましょう。それによって、隣りの部屋との音の問題を減らすことができます。
- 事前に事故物件サイトのチェックを!
ということで、アパート探しの注意点を説明してきました。
全国的な問題にもなっている空室問題もあり、基本的には借りて市場になっていますので様々な物件から自分にあったアパートを探せる時代になっています。
入居に際して、要望があれば大家様に言ってみるのもいいかもしれません。
例えば、エアコンが無ければエアコンは付けてもらえないですか?等・・・
今は、1部屋でも埋めたい大家さんは、入居者の要望をきいてくれる場合が多いでしょう。
ということで、アパート探しをしている方は参考にしてみて下さい。