金属サイディングとは?そのデメリットやメリットは何か?

人生の中で住宅の新築をできる機会は多くて1、2回でしょう。

一生の中でも重大な住宅建築は、
できれば失敗したくはないものです。

私も4年程前になんとか我が家を新築することができましたが、
我が家の外壁に採用したのが金属系サイディングでした。

外壁の多くは窯業系サイディングとよばれる物が多い中で、
なぜ金属系サイディングを採用したのか?
そのデメリットとメリットについてお伝えします。

もし、新築やリフォームで外壁をどれにしようか迷っている方は、
参考資料としてご活用いただければうれしいです。

金属系サイディングと窯業系サイディングの違い

金属系サイディングとは、
アルミやガルバリウム等の金属の鋼板を成形して作った外壁材
のことです。
そして、金属板の内側に断熱材を貼って断熱性能を高めた商品です。

それに対して窯業系サイディングは、
セメントを主体として高熱で焼き上げて作った外壁材

耐火性に優れいてるのが特徴です。

昭和40年代頃までの一般住宅の外壁は
モルタルが主流でした。

その後、窯業系サイディングが作られるたとこによって
住宅のデザインや外観が大きく変わりました。

さまざまなデザインの外壁材を選ぶことが可能となり
外観も素敵に自己主張できるようになりました。

そして、最近になって金属系サイディングというものが開発され、
金属を活かしたシャープなデザインの物やレンガ調の物など
様々なデザインの物が発売されるようになりました。

比較的、最近になって登場した金属系サイディングですが、
実際に使ってみるとこんなデメリットがありました。

金属系サイディングのデメリット

サビに弱い

この点は少し私の認識が誤っていたようで、

施工した大工さんから金属系サイディングは、
30年程は塗装しなくてもいいんじゃなかなあ~
という話しを聞いていました。

よくよく調べてみると、金属サイディングの断面は
非常にサビには弱いようです。

断面が、露出している事はないので、
コーキングは10年ごとに貼り直した方がいいようです。

外壁面の色落ちやサビがでなければ、
そのままでも大丈夫そうです。

ただし、場所によっては定期的なメンテナンスを
しておいた方がいいようです。

私の住んでいる場所は、海岸から5Km程の場所にありますので
10年ごとに塗装をしておいた方がいいようです。

ですので、海岸近くに新築する場合には、
塩害を受ける可能性がありますので
金属系サイディングの採用については熟慮した方が
いいかもしれません。

キズや圧力に弱い

素材が金属ですのでキズに弱く、
石が飛んできてキズが付いたりへこんだりします。

高圧洗浄機で外壁を掃除する場合にも
水圧には気をつけて行った方がいいようです。

キズが付いた場合には、塗膜が剥がれて
そこからサビが発生する可能性もあります。

ですので、その場合には大急処置をして
サビが広がらないようにしておくことが必要です。

ラジオが聞きづらい

以前の家は、そういう事は無かったのですが、
新築の家に入ってからはラジオが聞きづらいというか
FMはアンテナ無しではほとんど聞けない状態です。

原因は、金属サイデイングの影響とは断定出来ないですが
私はその影響ではないかと思っています。

その件は、下記のサイトでも金属外壁の
ラジオ電波の影響が書かれていますので参考にしてみて下さい。
デンパ君のかわりやすい受信方法マニュア

私は根っからのラジオ好きで困っていましたが、
現在はiPhoneに「Radiko」や「らじる★らじる」などの
アプリを入れてインターネットでラジオで聞いて楽しんでいます。

でも、本根は電池式の携帯ラジオで聞きたいです!

ここまで金属系サイディングのデメリットについてお伝えしてきましたが、
デメリットばかりではなくメリットも沢山あります。

続いては、実際に使ったからこそ判る
金属系サイディングの魅力をお伝えします。

金属系サイディングのメリット

断熱性に優れている

金属系サイディングは窯業系サイディングに比べて熱伝導率が低くく、
鋼板内側には断熱材が貼られていますので、
断熱性が高く冷房や暖房の効率が高くなります。

我が家でも、夏は冷房を使いますが室内が30°以上あっても
すぐに冷えてくれますし、
冬も以前の住宅と比べても暖かく過ごすことが出来ます。

重量が軽いので耐震性に優れている

窯業系サイディングと比べても金属系サイディングの重量は、
5分の1程度
ですので建物への負担が少なく
地震の時も基礎や柱への負担が少なくなります。

地震により窯業系サイディングはヒビや亀裂が入ることがありますが、
金属系ではよじれることはあっても窯業系のような
ヒビは亀裂が入ることはありません。
(建物が倒壊するような大地震の場合を除いて)

私の住んでいる地域は、東日本大震災で被災した地域です。
震災後に新築した家ではありますが、
新築後の何度かの強い地震にも耐えてくれています。

ですので、今のところ外壁や内装の異常は見られません。

防水性が高い

窯業系サイディングは、焼き物ですので水に弱く
表面の塗膜が無くなってしまうと
表面から水分を吸収してしまいます。

冬期に吸収した水分が凍結したり溶けたりすることを繰り返すと
外壁材が膨らんできたりします。

20年程塗装されていない窯業系の外壁の下が
膨らんでいるのをよく見ます。
この場合コーキン(目地)も劣化しています。

金属系サイディングでは、
窯業系のように水を吸収することはありません。

ですのでこのような事はないのですが、
定期的な塗装は必要です。

金属系サイディングは窯業系のように
外壁材間をコーキング材で埋めるのではなく
重ね合わせて施工していきます。

そして、外壁との間はコーキングではなく
樹脂製の役物を使って埋めていいきます。

ですので、窯業系のようなコーキングの劣化による
水の侵入の可能性が低くなります。

ただし、金属系でも窓回りやドア回り等には
コーキングが必要になります。

窯業系サイディングの目地のコーキングの写真

金属系サイディングの役物を使ったジョイント部分

窯業系の水の侵入はこのコーキングが
劣化することによるものが大きいので、
このコーキングを少なくできる金属系を選択したもの
この理由が大きいです。

まとめ

ということで、
金属系サイディングについて窯業系サイディングとを比較しながら
説明してきました。

デザインを優先したい方は豊富なバリエーションのある
窯業系サイディングがフィットしていると思います。

そして、デザイン性より性能面を重視する方は
金属系サイディングをお薦めします。

でも、デザイン面で金属系が窯業系より劣っているという訳けではなく、
窯業系の方が販売しているメーカーも多いし、
種類も多いので選択肢が広いということです。

最後に、新しい我が家に住んでから4年程経ちますが、
金属系サイディングには満足しています

今後は外壁の状態をよく見ながら
塗装等のメンテナンスをしていきたいと思います。

では、外壁を何にするか迷っている方は、
参考にしてみて下さい。

シェアする

フォローする