法事の服装は何を着ればいい?親族や参列者別に詳しく解説!

法事に服は何を着ていけばいいのか悩みますよね?

親族でなはく、招待された場合はなおさらです。
又何回忌かによっても変わってくるのです。

今年は、義理の父の1周忌法要と父の23回忌法要を行わなければならず、どちらも喪服を着なければいけないのか悩みだったので、親族と参列者に分けて調べた結果を書きたいと思います。

目次

法事に着る服(親族編)

まずは、親族が法事で着る服について説明します。

四十九日法要から三回忌法要までの服装

葬式、初七日の法要までは一連の流れのなかで行われることが多いのであまり服装については悩むことはないでしょう。

悩むのは四十九日法要からではないでしょうか?

基本的には三回忌までは、葬式と同様な服装で行うのが一般的です。

男性の場合

男性の場合は、黒の礼服、白のワイシャツ、黒のネクタイ、黒のソックス、黒い靴を着用します。

女性の場合

女性の場合は、黒の礼服、黒の長袖のワンピース、黒のストッキング、バックや靴、装飾品も黒にします。

ですので、親族の場合は3回忌法要までは礼服で出席するのがいいでしょう。

略礼服とは?

略礼服は、現在一般的に使われている礼服(喪服)のスタイルの事を言います。

略礼服に対し、準礼服(タキシードなど)→正礼服(モーニングコートなど)の[順に格が上がりますが、準礼服、正礼服は一般的にはあまり使われていません。

七回忌以降の服装(親族編)

七回忌以降は若干ゆるくできますが、カジュアルな私服は不可です。
基本的に礼服又はダークスーツや地味なワンピース等となります。

男性の場合

七回忌以降も喪服が基本ですが、黒、紺、グレーのスーツに黒のネクタイ、黒のソックス、黒の靴も可能となります。

女性の場合

女性も喪服が基本ですが、グレー、紺、ブラックのスーツやワンピースを着用も可能となります。ただし、ストッキング、靴、バックは黒にしましょう。

法事に着る服(参列者編)

参列者の場合は、親族と異なりますが基本は礼服です。平服でおいで下さいと案内されていても普段着はいけません。この点注意が必要です。

四十九日から一周忌まで

一般的には、親族同様黒の喪服が基本です。

男性の場合

男性の場合は、黒の礼服、白のワイシャツ、黒のネクタイ、黒のソックス、黒い靴を着用します。

女性の場合

女性の場合は、黒の礼服、黒の長袖のワンピース、黒のストッキング、バックや靴、装飾品も黒にします。

三回忌以降

三回忌以降は、平服でよいとされていますが、ここは注意が必要です。

平服とは?
平服は一般的には普段着ている服のことを指しますが、法事の場合は正礼服や準礼服でなくてもよいという意味です。

ですので平服でお越し下さいと言われても普段着ではなく、略礼服(礼服)や地味な色のスーツやワンピースにしなければなりません。

男性の場合

三回忌以降も喪服が基本ですが、黒、紺、グレーのスーツに黒のネクタイ、黒のソックス、黒の靴でも可能となります。

女性の場合

女性も喪服が基本ですが、グレー、紺、ブラックのスーツやワンピースを着用も可能となります。ただし、ストッキング、靴、バックは黒にしましょう。

最後に

いろいろ調べた結果、何回忌であってもカジュアルな服装は不可で、やはり礼服や地味な色のスーツやワンピースが基本となります。

やはり、法事とういう行事は神聖なものですので地味な服装で出席することを心がけましょう。

シェアする