一生に一度の大きな買物である住宅
この住宅をいかにして安く買うか?
もうすでに買ってしまった人はごめんなさい!
まだ、これから住宅を手に入れたいと考えていらっしゃる方にはきっと、お役に立てると思います。
この世の中には、新築住宅を購入したくても住宅ローンの審査が通らずに断念してしまう方も多くいらっしゃいます。
そういう方々は、自分の物にもならない家賃を一生払い続けなくてはならず、老後の生活にも不安も出てきます。
ですので、そういう方々でも住宅を建てることができる可能性のある方法を不動産会社に勤務している私がお伝えします。
目次
家を安く買う方法
実は、日本の木造の戸建住宅は築30年程度を越えるとほとんど評価されず格安で売りに出されている物件もあるんですね。(私の住んでいる地域では200万円とか300万円位で)
その建物を500万円から1,000万円程度でフルリフォーム(柱と土台等の骨組みを残してリフォームする)しても、諸費用含めて1,000万円から1,500万円程度で土地とリフォームした新築同様の建物を買うことが出来るんです!
在来工法の木造住宅は、柱や土台等腐ったりしてしている部分があってもその部分を取り替えたり、構造補強すれば現在の建築基準でリフォームも十分可能です。在来工法であれば柱や土台がしっかりしていれば新築時から50年から60年位は問題なく住めるんですね。
ですので、私は家を安く買う方法としてこの方法をお薦めします。
また、国が認めた耐震基準を満たした工事をした場合には、10年間住宅ローン控除を受けることもできます。
そして、物件の購入する際は、土地値から建物の解体費相当額の値引きしてもらうよう交渉して少しでも安く購入して下さい。
リフォームの留意点
気を付けて欲しいのは不動産業者やハウスメーカーがリフォームして売主として売っている物件は、利益が上乗せされているのでそういう家は買わない事です。基本的にはリフォームされていない物件を買ってリフォームをしなければ安く仕上げることはできません。条件付きでリフォーム業者が決まっているのもダメですね。
あくまでも、自分でリフォーム業者を選べる環境があって何社か見積りをして業者を選定をすることが出来なければなりません。
それと、リフォーム業者の選定についてですが、出来れば事務員とか設計士とか営業マンを何人も抱えている業者さんよりは小人数でやっているような工務店や大工さんの方が安くできると思います。
融資は土地代、建物本体とリフォーム費用を含めて融資を受けることができますのでご安心下さい。(ただし、物件によっては市街化調整区域の物件、耐用年数超えの物件等融資をしない銀行もありますのでその点はご注意下さい。)
ただ、私の提案する方法では、古い骨格を使う事になりますので先進的なデザインの住宅は難しくなるというのが難点です。ですが、その点にあまりこだわりが無い方でなければお薦めできません。
最後に
家を購入するということは一生の一大事でありますので金額に糸目を付けずに理想の家を追求したいという方がおられるのも事実です。
しかし、生活も間々ならず住宅購入も大変だけれども、自分の物にならないアパートの家賃を払い続けるのもバカらしい事話ですよね。
私の方法では、そういう方々でも住宅購入の可能性が出て来ると思いますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。