投資信託を始めたい方へ〜初心者にもおすすめな商品選定方法

この低金利に時代に、もう少し何とか金利で稼げないものか?

とお思いの方も多いのではないかと思います。

でも、投資信託ってなんか怖いし・・・・

元本がマイナスになったらどうしよう・・・・

など、投資信託に対するメイナスのイメージをお持ちの方も多いのではないかと思います。
しかし、金融機関選びや商品選定を間違えなければそんなに怖いものではありません。

そこで、ファイナンシャルプランナー資格者(AFP)の私が、初心者でもリスクの少ない投資信託の商品選定方法をお伝えしたいと思います。

目次

初心者でもリスクの少ない投資信託の選定ポイント

初心者でもリスクの少ない投資信託の選定ポイントをまとめてみました。

  • 長期に積立投資ができる商品であること(資産が増加していて、信託期間が無期限のもの)
  • 毎月分配型ではなく分配金再投資型の商品であること
  • 販売手数料が無料信託報酬が安い商品であること
  • バランス型の商品であること
  • インデックスファンドであること
  • 金融機関はネット証券であること

初心者の方でもリスクの少ない投資信託の選定のポイントを並べてみました。

それでは、個別に解説していきたいと思います。

長期に積立投資ができること

投資信託には、信託期間が決められてる商品もありますので信託期間が無期限になっている商品を選びます。また、資産残高が減少している商品は信託終了となることもありますので、資産残高が増加している商品を選びます。

この、信託期間や資産の増減はその商品を取り扱っている会社のウェブサイトの運用報告書や運用レポートなどで確認する事が出来ます。

又、長期の投資信託を毎月一定額買い付けることより購入価格を平均可(ドルコスト平均法)することが出来て、基準価格の下落を抑えることができるのです。

ですので、まとまったお金がある場合でも一括で購入するのではなく、毎月一定額を購入する方が有利に運用できるのです。ですので、信託期間が有期のものではなく信託期間が無期限の商品を選ぶことが大切です。

毎月分配型の商品ではないこと

投資信託の商品の中には毎月分配金を受け取ることができる毎月分配型の商品がありますが、お薦めは分配金再投資型の商品です。

分配金再投資型の商品の分配金は再投資に回されて元本に組み入れられますので、元本が大きくなり運用益も大きくなっていく特徴があります。

販売手数料が無料で信託報酬が安い商品を選ぶこと

以前は証券会社でしか販売が認められなかった投資信託も、現在では証券会社の他、銀行、ゆうちょ銀行、保険会社などほとんどの金融機関で販売されるようになりました。

そこで気を付けていただきたいのは、購入時手数料(以前は販売手数料といわれていた)を徴収するタイプの商品があるということです。

購入時手数料は投資信託を購入する際、販売金融機関に対して支払う手数料ですが、購入時手数料もかからない「ノーロード」の投資信託もありますので、購入時は購入時手数料の有無を確認してから購入して下さい。

また、「運用管理費用」というものもあります。これは、投資信託を運用する投資信託会社、投資信託を資産を管理する受託銀行、販売金融機関の3社が受け取ることができる報酬で、受託銀行が管理している資産から自動的に日々差し引かれるお金です。

この運用管理費用は購入時に目論見書に記載されていますので、運用管理費用もなるべく安い商品を選ぶようにして下さい。

商品はバランス型を選ぶ

バランス型の投資信託は、国内株式、国内債券、国内リート、国外株式、国外債権、国外リート等の商品を一定の割合で購入されている投資信託をいいます。

自分で株式や債券または不動産等に分散して投資をすることでバランス型の投資信託の様な状況を作りだすことができます。

しかし、価格の上下によって価格のバランスを戻すリバランスをすることは非常に難しく、バランス型の投資信託では運用者が勝手にリバランスをしてくれますので、投資家は放置しても大丈夫なのです。(定期的なチェックは必要)

インデックスファンドを選ぶこと

投資信託は、主にインデックスファンドとアクティブファンドに分けられます。

インデックスファンドとは、ある一定の指数に追随するような動き方を目指す投資手法です。例えば、日経225やトピックスの動きに連動するようなファンドのことです。

アクティブファンドとは、ある一定指数以上の動きを目指す投資手法です。例えば、インデックファンド以上の運用益を目指す様なファンドの事です。

では、どうしてインデックスファンドがおすすめなのか?
それは、アクティブファンドは長期投資向きではなく、短期売買で利益を得ていくタイプの手法ので、長期投資には向いていないのです。また、信託報酬も高いので、結果的にインデックファンド以下の運用益しか得られない場合も多いようです。

ですので、初心者には比較的安定しいて信託報酬も安いインデックスファンドがおすすめなのです。
どうしても、アクティブファンドに興味があるという方は、しばらくインデックファンドで投資をしてみて感じをつかんでからでも遅くないと思います。

会社はネット証券であること

銀行、保険会社、証券会社、ネット証券等の会社がさまざまな投資信託の商品を出しておりますが、やはりお薦めは信託報酬の安いネット証券です。その中でも取り扱い商品の多い順にSBI証券、楽天証券、マネックス証券がおすすめです。

最後に

初心者でも安心して購入できる投資信託のポイント

  • 長期に積立投資ができる商品であること
  • 毎月分配型ではなく分配金再投資型の商品であること
  • 販売手数料が無料で信託報酬が安い商品であること
  • バランス型の商品であること
  • インデックスファンドであること
  • 金融機関はネット証券であること

ですので間違っても、近所の金融機関の窓口に行って薦められる商品を購入しないことです。

ということで、投資信託について解説してきましたが、実は国の制度で投資信託を積立することができるのです。

それが、公的年金を補完するiDeCoと長期の積立を目的とした積立NISAです。

このiDeCoと積立NISAについては別記事で書いていますのでそちらもご覧下さい。
iDeCoのおすすめ商品と金融機関は?私の実績から徹底レビュー!

注目の積立NISAとは?初心者にもおすすめな商品のご紹介

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