糖質制限ダイエットのデメリットは何?/体調不良を起こさない為に!

最近糖質制限ダイエットが流行っていて、テレビや雑誌等でもよく取り上げられる題材です。
本屋さんの健康コーナーでも、糖質制限を扱った本も多数出版されていますね!

でも、この糖質を制限をするというダイエット方法は、何も問題ないのでしょうか?

私も、最近体重が増えてきてこの糖質制限ダイエットが気になり色々調べていたら、デメリットも多いことがわかりました。

そこで、この糖質制限ダイエットを行うことのデメリットや糖質制限ダイエットを行うにあたって気をつけるべき点について書いてみたいと思います。

目次

糖質制限ダイエットのデメリットは何か?

糖質制限ダイエットとは、米、パン、パスタ、うどん等の炭水化物に含まれる糖質の摂取量を1日130g程度に抑える食事法によるダイエットです。
糖質以外のタンパク質や脂質等はいくらでも食べてもよいとされているものです。

このダイエットを行った方は、ダイエット効果が凄いと様々な方が発信されています。
でも、糖質を摂らなければ簡単に瘦せらることができるのは、だれでも簡単に予想ができますよね!

ただ、この糖質制限ダイエットは、炭水化物の量が少なくなる為、結果的に肉や魚等のタンパク質や脂質の量が多くなってしまうこのが問題なのです。

では、どうしてタンパク質や脂質の割合が増えると問題なのか説明していきますね!

筋肉量が落ちるリスク

タンパク質が多くなると、筋肉が増えるような気がしますが、実は逆に筋肉量が減ってしまうことが起こる場合があるのです。

それは、糖質制限を行うと体内の糖質量(エネルギー)が不足します、そこで体は筋肉中に含まれているタンパク質をエネルギーとして使うに体が変化してしまうからなんです。

つまり、タンパク質の供給量が少ないと結果的に筋肉量がどんどん減っていくことになるのです。

この筋肉不足が重大な問題を起こすのは、高齢者の方が多くなります。
高齢者の方の筋肉量が減ったことにより、転倒して骨折でもしたら寝たきりになってしまう可能性もあるんです。

又、若い方でも糖質を全く摂取しない期間が長くなると老化現象や体力が落ちたり健康上の問題が出てきます。

ですので、糖質制限をしている間は通常よりも多めにタンパク質を摂取する必要があります。

タンパク質は、肉、魚、大豆、豆腐等に多く含まれています。

動脈硬化や脳卒中のリスク

ただし、タンパク質を多く摂ることも問題を引き起こします。

どうしてもタンパク質を多く摂ろうとすると、肉や魚の比率が多くなり、調理も油を使うケースも増えてきます。

そうなると、脂質の摂取量も多くなっていまい悪玉コレステロールも増加してしまいます。
悪玉コレステロールが増加すると、血管が傷ついたり、老化して動脈硬化や脳卒中のリスクが高まってしまうのです。

ですので、糖質制限を行う場合は脂質を取りすぎないということにも気をつけなければなりません。

その他のデメリット

糖質制限を行い糖質が不足し過ぎると、慢性的な眠気を起こす場合があります。

これは、慢性的な糖質(エネルギ−)不足によって、脳がエネルギーを使うのを自動的に制限しているからだそうです。

もし、そういう症状が出たら危険ですので、すぐに中止して下さい。命の危険があります。

又、筋肉量の低下と共に骨粗鬆症となる可能性も指摘されています。

糖質制限を行う場合の注意点

糖質制限を行うことは、最悪命の危険をさらす場合もありますので注意が必要です。

  • まずは、甘いお菓子や清涼飲料水等の嗜好品を控える事から始めてみる。
  • そして、糖質制限を行う場合は自己判断ではなく、医師の指示の基に行って下さい。
  • 本や雑誌等を参考に自分で行いたいという場合は、ごはん、パン、パスタ等糖質を全く摂らないということはせず、糖質の量を4分の3から半分程度位に減らすことから初めてみる。その場合でも、3ケ月とか半年とか期間を決めて行いずっとは行わない。

糖質制限を行うのであれば、まずは砂糖がたっぷり入ったお菓子や清涼飲料を控えることから始めてみてはいいかがでしょうか?

米やパン、パスタ等を控えても、お菓子や清涼飲料水でいっぱい糖質を摂っていては本末転倒ですよね!

そして本格的に糖質制限を行いたいという場合は、医師の指示に基づいて行うことをおすすめします。個々人によって、血糖値、悪玉コレステロール値等の数値が異なるからです。

もし、本や雑誌を見ながら自分でやってみるという場合は、まずは米やパンの量を4分の1から2分の1程度減らしてみることから始めましょう。それと期間を決めて行いずっとは行わないということです。

最後に

糖質制限ダイエットを行っていた方が亡くなったという記事もネット上で拝見しました。

何事も、極端な事には危険が伴いますね。

我々日本人は、昔から米を主食として食べてきてそのDNAが代々体に受け継がれています。

つまり、日本人の体は米に適正化されていて、米は絶対必要な物だと思います。

その大事な主食の米を摂らないことは重大な問題だと思います。

糖尿病等の病気でどうしても糖質制限を行わなければならない方は、医師の基に行うことは致し方ありません。

ただ、ダイエットをする為にだけ糖質制限を行うことは危険ではないか私は考えます。

糖質制限ダイエットをしたいとお考えの方は是非参考にしてみて下さい。

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